『ねこまたぎ』～秋田日本酒を楽しみませんか～

　広島を秋田に変えた夜。

広島市佐伯区海老園2-6-13
0829-22-9808

　とうとう当日になりました。
『秋田日本酒を楽しみませんか』。
正直不安でした。
お酒は集まるのか。
お酒を満足してもらえるのか。
それ以上に人は集まるのか。
とにかく不安ばかりでした。
でも最終は約２０人もの人が集まった。
ありがたい話です。
お酒についてはこちらに書いてみました。
素晴らしいお酒ばかりで僕も開催しながら一人で感動してました。
そしてこれからお伝えさせていただく料理も。
ホントに感動いたしました。
写真でまずは伝えて行こうと思います。

花寿司。
茄子と菊の漬物。
もちろんとても甘いのだけど、やはり漬物。
酸味もあって美味い。
酒にも合うね！

ぎばさ。
秋田でよく食べられる海藻。
モズクよりさらに粘り気があって独特の旨味がある。
相方の家では味噌汁にも入るなぁ。
今回は酸味の効いたポン酢で。
さっぱりと食べれて旨い。

サラダ寒天。
今回のある意味裏メイン（笑）。
マヨネーズや赤いハムを使ったサラダを寒天で固めた料理。
とても甘く味付けされていた。
これは秋田の家庭料理ですよね。
相方の実家ではポテトサラダを固めたりしてたっけ。
これでお酒は・・・。
って人も多かった。
でも僕にはなんだかここが秋田になった気がしたな。
お酒を呑んで食べる人は少ないかもしれないが（苦笑）。

いとこ煮。
かぼちゃと小豆を煮たもの。
何故いとこか、って聞かれたけど。
知らない（苦笑）。
とても甘く味つけられた小豆とかぼちゃ。
やはり甘い。
面白いなぁ。
でもこれは甘く味付け無い小豆なら和食でも出てきそうな気がするな。
意外と僕は好きだったけど、食べれない人もいた。
でもこれが秋田の料理だよなぁ。

この後、写真を撮り忘れたがホタテのとんぶり和えが出た。
とんぶりまで食べれるとは。
山のキャビア。
プチプチして美味かった。
これもお酒にいいね♪

ハタハタのホイル焼き。
ハタハタをホイルで焦がさずに焼くとは。
思いもよらなかったな。
僕はメスのハタハタが入っていた。
粘り気のあるブリコ（ハタハタの卵）が独特の風味。
身はあっさり癖のない味。
これはホントに独特だな。
広島の人にハタハタを食べてもらえて嬉しい夜だ。

豚の酒粕漬け。
酒粕は春霞の純米吟醸で（たぶん）。
とても独特の色合いになった焼き色の豚が美味い。
これは豚の甘みと独特の濃い味付けの酒粕が間違いない。
これはビールでも食べたくなったら。
趣旨が変わるか（笑）！？
しかし美味かった。

しょっつる鍋。
何故煮えた写真を撮ってないんだ！
って自分に深く突っ込んでしまった（汗）。
でもこれならハタハタの大きさがわかるよね。
ホントに立派なハタハタだ！
味付けはしょっつる。
ハタハタで作られる醤油。
ナンプラーや魚醤と同じ感じ。
でもハタハタで作られるところが秋田らしいよね。
魚の旨味がしっかり効いてて美味いしとてもあっさりしている。
ホントにほっとする味。
塩分も効いているので酒にもとても合うし素晴らしい料理だ。
ホントに美味いな。
しみじみ。

最後は酒粕うどん。
塩分が効いてる美味い〆。
鮭の美味さも出ているんだろうか？
僕は基本的には〆を食べない人だけど。
今回はとても旨かったし食べれて良かった。

ほんとに美味かった。
秋田らしい料理とお店の大将の感覚で作られた秋田を表現した料理。
素晴らしかったです。
今回はお酒をメインにするつもりでしたが。
料理が見事に並んだ感じがした。

来ていただいた方にも感謝します。
大将にも感謝します。
お酒を用意していただいた皆様にも感謝します。
もちろん秋田と言う大地も。
ご馳走様でした♪